魚宗だより

社員ブログ

つぶやき

2016/12/21

いくつになっても母にはかなわない

くわい

子供の頃、毎年お正月に母が作るおせち料理の中で、くわいを食べるのが一番の楽しみでした。海老やブリといったごちそうよりも、シンプルにお出汁とみりんや醤油で炊いたくわいを食べて、お正月を感じるような子供でした。
ほっこりとした食感とほろ苦さの中に感じる甘味。立派な芽が伸びるその形から、「食べると芽が出る」目(芽)出たい縁起物としてお節料理や祝いの席で親しまれています。芽が鍬に似ている(鍬芋)ことが名前の由来らしく、食用にしているのは日本と中国だけのようです。
先日、このくわいをいただいたので、久々に炊いてみようと思います。
母のように上手く炊けるとよいのですが・・・