魚宗だより

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2017/01/03

総務部/E

なぜ鏡餅という

みなさんのご自宅でもこのお正月に「鏡餅」を置いているのではないでしょうか。鏡餅は、新年の神様である「年神様」の依り代です。一連のお正月の行事は、新年の神様である「年神様」を家に迎えて・もてなし・見送るための行事です。お迎えした年神様の居場所が鏡餅なのです。それだけでなく、年神様は、新しい年の幸福や恵みとともに私たちに魂を分けてくださると考えられており、その魂の象徴とも言われています。では、なぜ「鏡餅」というのかについては、昔の鏡に由来すると言われています。昔の鏡は丸い形をした銅鏡で、鏡は、天照大神から授かった三種の神器の一つであり、鏡をご神体としているところもたくさんあります。そのため鏡餅は「年神様」の依り代ですから、ご神体としての鏡をお餅であらわしたことから「鏡餅」と呼ばれるようになったそうです。「鏡開き」(1月11日)までは食べるのを我慢してください。(幼い時、堅くなった鏡餅を木槌で割っていた記憶があります)